ホーム歳時記4月

〜春爛漫。桜前線が南から北へ〜
日本列島を桜前線が北上し、列島は南から淡いピンク色に染まっていきます。各地の名所、名木の下では、花見の宴が催され、蕾がほころび始めるころから散るまでの間、 桜の花の短い命を惜しむように夜通しにぎわいます。「花見」は、自然の花を見ることを通し、生命力を高める目的で古くから日常的に行われてきました。 その中でも特に日本の人々は、桜の中に美を発見し、人に幸いをもたらす聖なる花として、衣食住のあらゆる生活に取り込んできました。

桜の語源については、いくつもの説があります。古事記に登場する古代女神「木花開邪姫(コノハナサクヤヒメ)」から由来しているという説。 また、”さ”は田神(サガミ)のサで、穀物の霊を表す古語。”くら”は神霊の憑(よ)りつく神座(カミクラ)を意味し、神が集まる場所という説。 よって、田植え前に豊作を祈願した神事が、花見の起源ともいわれています。他には、花が麗(うら)らかに咲くの意の「咲麗(サキウラ)」が転じたという説や、 「咲くらむ(咲くだろう)」からきているといったもの、「咲く」に群がりを表す接尾語の”ら”がついたものなど様々です。
お薦め花見名所
吉野山(奈良県吉野町)
大峰連山の北の端から南に8kmの尾根が吉野山で、10万本の桜があるといわれる日本一のスケールを誇る桜の名所です。
醍醐寺(京都市伏見区)
花の醍醐」といわれるように,醍醐寺は桜の花で有名です。 毎年4月第2日曜日には、豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」にちなむ「豊太閤花見行列]」を催します。
上野恩賜公園(東京都台東区)
日本で最も古い公園の1つです。園内だけで867本、動物園、清水堂、東照宮などを含めて、染井吉野558本をはじめ、16種約1,100本が植えられています。
三春滝桜(福島県三春町)
真紅の滝がほとばしるかのような、樹齢1,000年以上の紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)が有名です。
鷹揚公園(弘前公園・青森県弘前市)
公園内には、染井吉野を中心に、枝垂桜、八重桜など、65種、約5,000本の桜が園内を埋め尽くします。 期間:4月23日から5月5日には「弘前さくらまつり」が開催されます。
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灌仏会〜お釈迦様の誕生を祝う、春盛りの花祭り〜
釈迦の生誕日(仏誕会)である4月8日には、各寺院で「はなまつり」が開催されます。 釈迦が誕生したといわれる摩耶(まや)夫人のルンビニ苑にみたて、美しい花で飾られた花御堂(はなみどう)に誕生仏を祀り、 参詣者が竹の柄杓(ひしゃく)で甘茶を頭上から注ぎ、釈迦の誕生を祝います。 甘茶を注ぐのは、誕生のときに九頭の竜が清浄水(甘露)を吐きかけて産湯としたという伝説によっています。 日本では仏教伝来してまもなく推古天皇の頃始められたと言われ、約1400年の歴史があります。
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四月の季語
花冷え
桜の花が咲く花時(はなどき)は、陽気が変わりやすく、ふいに薄ら寒さを感じることがあります。このことを花冷えをいいます。 低気圧がすぎたあと移動性高気圧がはりだしてくると天気は回復にむかい、空は晴れるけれども、空気は乾いてしまいます。 そのため、夜になると地熱の放射がさかんで、明け方にはひどく冷え込みます。 こうして、天気はよいし、桜は満開だけれども、空気は冷え冷えとしているといった状態になることがあります。
朧月(おぼろづき)
春の月は水蒸気に包まれ、ぼんやりと朦朧として柔らかい感じに見えます。日中の霞(かすみ)と同じ現象が、夜は朧月夜となります。 南方から高温多湿の空気が侵入してくると、夜間に地面に近い空気が冷え、上空は比較的温度が高くなるので、気温の逆転層ができ、 その下の気層中に霧が生じて、月もおぼろになります。”おぼろ”は、もともとぼんやりして不明瞭な状態のことをいいます。
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暦については神宮館へ
干支・九星・行事・六輝・中段・二十八宿・下段、東京の日の出入・月の出入・満干潮時など詳細に記述されています。 暦の説明、九星別各人の運気の動向や、納音・十干・家相学・姓名学・命名字典なども加わっているボリュームたっぷりの暦です。
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